こんにちわ。
サポート担当の酒井です。
毎日暑いですね! 猛暑・酷暑とニュースで騒がれすぎて余計に暑くなってしまいますね!
さて、今年も8月がやってきましたね。
8月6日・9日は広島と長崎に原爆が投下され、8月15日に玉音放送により、前日に決まったポツダム宣言受諾及び日本の降伏が国民に公表され、この日が「戦没者を追悼し平和を祈念する日」として「終戦記念日」となりました。
1945年8月15日を越えてもシベリア抑留などもあり、人々の終戦日はそれぞれがそれぞれにあると思います。
源田実が率いた343空の面々の終戦もそれぞれにあったと感じます。
今日、8月1日は菅野直が屋久島の上空で消息を絶った日です。
彼がどんな最期を迎えたのかは、いろいろな解釈がある事と思います。
■第2話が完成しました
紫電改343第2話について無事、原稿が完成しました。
公開は8月15日0:00終戦記念日です。ぜひお楽しみにお待ちください。
第2話の原稿作業の様子……
スタッフのMさんにお願いしてデジタル制作部分を集録しました。
こんな感じで作っていますので、ご興味のある方、是非ご覧下さい。
漫画の制作は……
【アナログ作業】ネーム→下書き→ペン入れ
【デジタル作業】スキャン→小物や背景の描画→トーン貼り→セリフ入れ→調整
……となっています。
作業は、クリップスタジオペイントとワコムの液晶タブレットを使って作成されています。
須本壮一事務所は、アナログとデジタルの良さを融合した「ハイブリット制作」で情熱を込めた漫画作品をお届けしています!
■大村基地の描画の正確さも見所ですよ
紫電改343完結編作中には、旧大村基地(現長崎空港、以下大村基地といいます)が登場しますね。
当方、なぜか山登りが趣味でして先日、郡岳・猪見岳・鉢巻山と大村市の山に登った折に、大村の街を見下ろす機会がありました。
現在の長崎空港はちょうど良い具合にあった二つの島を繋いだ滑走路があり、大型の飛行機も着陸が可能な、まさに「不沈空母」なのでここが当時も滑走路かと思えば……違っていて、当時の大村基地の滑走路は対岸の海上自衛隊大村基地と陸上自衛隊竹松駐屯地にあったそうです。
また、司令部は攻撃を避けるために少し離れた山側に設置されていました。
そういうところも今回の第2話で正確に描写されていますので、読む際のお楽しみとしてください。
※記事を訂正しました※
当初、長崎空港=大村空港と記載していましたが、須本先生・T様から以下の指摘がありました。
長崎空港と旧大村空港が現在の同じ場所のように書かれておられたのですが、旧大村空港=大村海軍航空隊基地は陸地の方にありまして現在は海上自衛隊大村基地と陸上自衛隊竹松駐屯地となっております!
浅学な酒井ですみませんでした。訂正いたしました。
■お便りをいただきました
支援者であるIさんから、お手紙を頂きました。
この方は学生さんだと知ってビックリしました。本当にありがとうございます。
その一部をここに公開させていただきます。
こんにちは!完結編第1話公開おめでとうございます!今もう一度1巻から読み返していて、1話ずつ読もうか、単行本で読もうか迷っています。早く読みたい気持ちもあり、待つ期間も楽しくもあり、悩みは深いです…
コメント掲載ありがとうございます!母ととても盛り上がりました✧◝(⁰▿⁰)◜✧
さて、この前の3連休に愛媛に行ってきました🍊菅野機と鴛渕機と林機のプラモデルを作って343空にゆかりのある土地を訪れました。展示館で先生のサインを見つけて、テンションが上がりました!展望所では、この景色を見ながら飛んだんだなと思い感慨深かったです。
先生が対談されていた永元さん(=紫電改展示館館長)がたくさんお話を聞かせてくれました。永元さんを通じて、元隊員の方と話しているようで不思議な気持ちになりました。隊員の方達に対する理解がより深まり、今まではどこか遠い人たちだったけど、人間味を感じて「もっと知りたい!」という気持ちが強くなりました。
プロペラがあの角度で折れ曲がっているのは海面に不時着したからだ、と教えてくれて「この機体に乗っていた方は最後まで生きることを諦めなかったんだ」と思いました。
この愛媛への旅で343空の跡を巡って、もっとたくさんのことを知ってまた来たいと思いました。私を愛媛まで連れて行ってくれて、さらにいいご縁も結んでくれた先生の作品に深く感謝です。本当にありがとうございます。
これからも作品制作応援しています!まだまだ暑い日が続きますので、チームの皆様も体調に気をつけてくださいね!
母は元々この作品を読むことに反対していたんです。母いわく「あの戦争で戦った人たちがヒーロー化されて描かれて、戦争が正当化されるんじゃないか」と思っていたようで、渋々単行本を買ってくれているような状態でした。でも、読んで隊員の方たちの純粋な気持ちを知り、いろいろな博物館を巡って戦争に対する考え方や、その戦争の伝え方についての考えが大きく変わったいいきっかけになったと感謝しています。
私も学校では習わない出来事を知ることができてとても嬉しく思います。あの戦争が何だったのか、あの時代の人々はどう思いながら過ごしていたのか、まだまだ分かりません。だからこそ、これからもこの作品や、色々な本、出会いを通して手探りながら知っていこうと思います。
中学3年の夏に紫電改展示館を訪れることができたのはとても私にとって意味のあるものとなりました。この作品からこんなにも多くの出会いが生まれたこと、とても感謝しています。これからの作品も更新楽しみにしております。あと余談ですが「完結編」ってネーミングすごく好きです。ただ単に「物語の完結」ではなく、登場人物たちの「人生の完結」という命名の理由にチームの皆様の熱い思いを感じました。
これからも親子共に応援し続けます!
<スタッフからのコメント>
【須本先生】「嬉しいなあでも、案外、次の世代の若者達は親世代が心配してる以上にしっかりしていて、実は歴史を学ぶ事には我々より敏感な気がしてます」
【スタッフA】「20代か30代の方かと思っていたら、びっくり!の中学三年生!!とてもしっかりしていますね。この年代の人に読んで貰えるのはとても嬉しいですね!!」
【スタッフM】「胸熱ですね 早く完結編2話 仕上げるぞぉ〜」
紫電改343 -完結編- のスタンスは「みなさんにそれぞれあの戦争で闘った空の男達の生き様を見てもらい、それぞれでそれぞれの考えを作品を通して醸成していただく」ことにあります。
そのことが、ちゃんと伝わっていることに、とても嬉しく思いました。
今後とも、作品制作頑張って参りますね!!
■引き続きコメントや感想をお待ちしております
支援者の皆様からのコメント引き続きお待ちしております。
ほんのヒトコトでも長文でも、声を聞かせてくれるとスタッフ一同大変喜びます。
ぜひ、よろしくお願い致します!!
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