紫電改343完結編第3話で林啓次郎と菅野直が発した3回の「ツイてる」……この違いわかりますか?
こんにちわ。
須本壮一オフィシャルサイト・サポート担当 酒井です。
夜中にコンビニに買い物ついでに散歩をしていると虫の音が聞こえてくるようになりました。こちら福岡県宗像市は朝と昼の寒暖差が激しく、夜はエアコンいらずで涼しいのですが、昼はやっぱりエアコンがいるくらいあっついですね!
寒暖の差がひどいと体調を崩しがちです。
コロナも第9波が到来しているとのことでみなさん体調管理にはお気をつけください。
先日の、某セリーグ球団のアレ(優勝)のおかげで、ネットが凄く重くなって、ブログの更新が出来ませんでした。誠に申し訳ありませんでした。
では…… 気持ちを変えて、紫電改343完結編 第3話について少しお話をします。
※以下、ネタバレを含みますので、支援者の方はまずは第3話を先に読んでから、記事をお読みになることをおすすめします。
※なお、以下の感想は酒井があえて須本先生に聞かずに、個人的に感想を述べるものです公式の見解ではありませんので、ご了承ください。
■奇襲成功……でもすっきりしない林隊長
紫電改343完結編 第3話でひさしぶりに空戦が展開されました。
しかも、三四三空が操る紫電改が米国の航空機に奇襲をかけて成功するという、大東亜戦争(第二次世界大戦)末期にあっては、とても貴重な戦果でした。
しかし、天誅組戦闘四〇七飛行隊 隊長、林啓次郎氏(以下、啓次郎)の顔はなんだかすっきりしていません。どこか厳粛な顔つきですね。
今回の第3話のキーとなるセリフ「ツイている」の1回目が登場します。
その後、菅野大尉の士官宿舎でさしで飲むこととなった啓次郎は、ミッドウェー海戦より前の空母赤城の甲板で、2度目の「ツイている」を発し、当時中佐であった源田司令にたしなめられることとなりました。
実は、この日のことを胸に秘めたうえで、戦果報告(1度目)の「ツイている」の言葉を発したことを啓次郎は菅野に語ります。
それを受けて、菅野は「ツイている」をあえて使って見せます。ここで3度目の「ツイている」が登場します。
なにかにおいて、ラッキーであることは確かに決して悪いことではありません。
ただ、それが根拠のないラッキーであるか、いろいろと思考を張り巡らした上でのラッキーであったかは、大きな違いがあると思います。
啓次郎があえて源田にツイていたといったのは、「慢心せず闘い、その上でラッキー」でした……という思いだったのでしょう。しかしながら、それを源田がどう受け止めてくれたのか疑心暗鬼になって、酒に頼って菅野に思いを吐露したのでしょう。
だから、全部わかっていて菅野は「ツイている事は悪いことではない」と、啓次郎の心をほぐしてやったと言うわけですね。
その言葉を啓次郎がどう受け止めたのか、ぜひ第3話を実際に読んでお確かめください。
にしても紫電改343を通して思うのは、菅野直という男が「心の機微を汲み取る能力」に長けていることだと思います。
天性の「人たらし」といっていいのかもしれませんね。
源田実が彼を是非とも三四三空に欲しいと思ったのも、家族や仲間が彼に絶対に信頼を寄せるのも、菅野直という人物がもちあわせる「強さと優しさ」に心打たれているのだと思いますね。
みなさんは、どう思われたでしょうか。
御意見ございましたら、ぜひともお聞かせください。
ひきつづき、紫電改343 完結編をご愛顧くださいね!!
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